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年の瀬

気づけば明日から冬休みというところまで来た。

先月末にぼんやりと「あと2週間少し学校へ行けば休み」と思っていた時からずいぶんと早い体感速度で毎日が過ぎていったような気がする。

学校が楽しいわけでもないのになぜこんなにすぐ今日まで来たように感じるのかというと、かつてないほど課題に追われていたからのような気がする。実はまだ課題がすべて片付いたわけでもないし、どうせ年が明けたらすぐテストラッシュなのでさほど解放感はないけど、まあとりあえず一区切りというかんじかな。

とりあえず、今日は焼き鳥を買って帰ってきた。冷蔵庫には冷えた角ハイボールが待機しているし、明日の予定はなし!ということで、今日は千と千尋の神隠しを見ながら存分に意識をフィクションに飛ばそうと思う。

私の図書館あるあるなんだけど、図書館に並んだ本を見ていたらなにか一冊借りていきたくなるっていうのがある。私が今までの人生で能動的に読んだ本なんて両手で収まる程度だと思うし、それからなにか得られたものがあるかというと、即答できない。

なんというか、何かを読んでもただ「読んだ」という事実が残るだけで、なにか身にできている自信がない。今日はヴィクトル・ユゴーでも借りてやろうかしらとも思ったけど、そんな経緯があるので思いとどまった。代わりに、星の王子様のバックグラウンドに関して書いてある本を借りてきた。

中学生の時に、星の王子様の一場面(きつねのところだったような気がする)を読んで、よくわからないけどなにか胸に残り、いつか本を買って読もうと思っていた。そしてついこの間、星の王子様の本を買って読んだのだけど、もっとしっかり読んで自分なりに理解したいと思うような程度の理解度だった。なので、今日借りてきた本を読み終えたらもう一度星の王子様を読み直してみようと思う。

私は本の読み方を知らなすぎるとおもうので、なにか深い理解だったり、新たな気づきにつながればよいなと思います。